皆さん、子供用品(おもちゃなど)の断捨離ってどうしてますか?
長女の誕生日が10月なので、その後のクリスマス、お年玉、と合わせると、何かとこの時期はもの(おもちゃなど)が増えます。
収納からあふれるほどではないですが、
おもちゃが増える→重ねて入れるようになる→下のおもちゃは使わなくなる→あれ?こんなおもちゃあったっけ?
と、前に買ったものはどんどん忘れられていきます。
見かねた夫からの一言で、長女がはじめての断捨離をすることに。
・子供が断捨離する時の注意点
・今後のモノ(おもちゃ)の与え方
・親が気を付けること
についてまとめました。
・子供が断捨離することで、どんな効果があるの?
・どうやって行えばよいの?
実際に、断捨離を行う前と後では、様々な変化がありました!
断捨離は大人向きという概念は、もうやめませんか?
親子で、レッツ断捨離!
目 次
そもそも子供に断捨離って必要?
やったことがないならおすすめします!
自分でいるいらないの判断が出来る・一度出したおもちゃなどをしまえる、が出来れば無理なく行えると思います。
※親は一切しまうなどの手伝いはしません。
5歳2か月の長女は、断捨離後に良い変化(成長)が見られました。
断捨離後の変化(成長)
①お店で欲しい物の購入を、我慢できるようになった
買い物中に「これ欲しい~」と言った後で、
「あ、そういえばおうちに○○のあるんだった!忘れてた~」
と自己完結!
今までは、親から〇〇のあるよね?と確認していたので、びっくりしました。
②所有しているおもちゃで、満遍なく遊ぶようになった
今までは、上の方にしまってある、出しやすいおもちゃで遊んでいました。
しまう時にモノを重ねないというルールを作ったので、取り出しやすくなったようです。
また、しまいやすくもなったので、お片付けのスピードが速くなりました。
いざ断捨離!気を付けるべき点は?
まずは娘自身が、自分の持ち物をどれくらい把握しているか、確認しました。
紙に書き出してみよう
実際に娘が書き出したものがこちら↓

親が確認する点は以下の3点
・書き出すスピード(全然思い浮かばない様子なら、持ち物に対して思い入れが少ない)
・直近にプレゼントしたもの(買ったもの)が書かれているか
・持ち物を目で確認しながら書いていないか
追加項目がなければ、書き出しは終わりです。
いくつくらい書けたでしょうか?
私は見たときに、えーー!これだけ?というくらい少なかったので、少し残念でした。(あんなに買ってあげたし、買ってもらったのに~)
2か月前の誕生日に買ったばかりの物が1つ抜けていて、地味~にショックでした…。
持ち物を確認してみよう
実際におもちゃ箱、自分の文具などを収納からすべて出し、上記の紙と答え合わせします。
遊びだしそうになる娘の横に、ごみ袋を置き、断捨離スタートです。
ごみと化した壊れたおもちゃ?らしきものが、収納の一番下からたくさん出てきました。
折り紙の丸まったもの、マックでもらったおもちゃ、割れた貝殻、プラスチックの破片…
あきらかにゴミ!なものについては、スムーズにゴミ袋へ入れることが出来ました。
しかし、本当の断捨離はここからです。
子供がどうやって判断する?
あきらかなゴミ!を捨て終わった後は、壊れていない・まだ遊べるものの選別。
我が家の家族構成、生活スタイルから以下の2点を伝え、残す物を選別してもらいました。
①家族みんなでつかえるもの・・・パズル・ブロック・積み木・将棋
②妹のお下がりで残したいもの・・アンパンマンの図鑑・楽器・けん玉・歯の模型
そして最後は自分だけの持ち物の選別。
すでに断捨離開始から30分以上が経過していたので、片付けを含め残り30分と時間を決めました。(だらだらしていると、集中力がなくなるので)
ポンポンとゴミ袋におもちゃを捨てていく娘。
しかし、一度捨てるコーナーへ置いた人形を見て手が止まりました。
(ほとんど遊んでいなかったけど、ここにきて遊びたくなってきた。けれどもママは遊んでいない物は捨てなさいというし、でも…どうしたら…)
娘、号泣(;O;)
長女は物事を熟考するタイプで、あと〇分!と制限時間をつけたことで、選別に対して焦ってしまったとのことでした。
このままでは終わらせられない!と思い、人形は一旦保留。
他の物の選別が終わってから、再度考えてもらうことにしました。
結果、気になっていた人形については残留が決定し、おもちゃ箱が少しすっきりとしました。
棚が一つ分空いたので、妹専用に空けておくそうです。

不用品はメルカリへ出品
こども向け雑誌の付録、100均のおもちゃ、外食でついてきたおまけ、廃材、壊れたものなど。
断捨離して出たごみは3キロ超えでした。

捨てられるものはゴミへ、まだ使えそうなものはメルカリに出品しました。

こちら、部分的にパーツがなくなってましたが、きれいな状態だったので、数時間後には売れました。(買ってくださった方、ありがとうございます!)
ちなみにメルカリの売り上げ金は、おこずかいとして娘にあげ、ずっとやりたがっていたスケートの入場代として使いました。
こどもが断捨離をしてわかったこと
我が子はおもちゃ<外遊び
うちの子はおもちゃよりも外で遊ぶ方が好き。
家の中でも、せまいのに飛んだり跳ねたり踊ったりしています。
次女が生まれてからは、妹と遊んだりすることが増え、自分だけのおもちゃで遊んでいませんでした。
※まだ妹が赤ちゃんなので、危険なおもちゃを出していなかった。
また、平日も降園後は公園で遊び倒してから帰宅。
そのままご飯となるので、そもそもおもちゃ遊びの時間が減っていたようです。
断捨離したもの=生活環境の変化で使用しなくなったもの
大人が断捨離する時と同じだったんだ!とこの時に気づきました。
その場しのぎで買ったもの=断捨離
今回の捨てたもののうち、7割を占めたのが、
・外出時に買った(もらった)
・その場しのぎで買った(もらった)ものでした。
自分の買い物で訪れた100円均一で、「ママ~これ買ってぇ~」と言われ、「1つならいいよ~」と購入したものが、積もりに積もっていました。これこそ塵積って山となる…
他には外食時(マック、ファミレス)でついてくるおもちゃが多かったです。
それ以外だとじぃじ、ばぁばから買ってもらったものでした。
父(じぃじ)はとにかく何かしてあげたい!という気持ちが強く、よく娘と遊んでくれます。
よく公園に連れ出してくれるので、とてもありがたいのですが…
公園で遊ぶ→小腹がすく→コンビニ(100均一の時も)→飲み物以外のおもちゃも買う
が鉄板となっており、出かける前に何も買わないで!と釘をさしても、結局お土産付きで帰宅します。
これについては、もう少し家族協議が必要だなぁと感じています。
(可愛がってくれているのは感謝なのだけどね)
本当に欲しいものは言い続ける
ここまで振り返ってもう一つ気づいたことは、
本当に欲しいものは言い続ける、でした。
娘は何か欲しいものがあると、誕生日・クリスマス関係なしに、ず~っと言い続けていました。
おもちゃの類については、誕生日かクリスマス(サンタさん)しかあげていません。
今まで言われ続けた
プリキュアのパジャマ、プリキュアのステッキ、キックボード、自転車、スケートをする
については、誕生日や、お下がりを頂いたりしてプレゼントしました。
(スケートについても、今回の断捨離のおかげで、体験させることができました)
上記のものは、今回の断捨離でもすぐに生き残れたアイテムたちです。
思いもよらないタイミングで得たもの。
それはどんなに高価なものであったとしても、娘の中では”その他のもの”であり、あっという間に遊ばないものになっていたのです。
今後のプレゼントはどうする?
本当に欲しいものは言い続ける=欲しいものがなければ無理してあげない
今回の断捨離後に夫と話し合って、決めました。
誕生日やクリスマスが近づいても、欲しいものがなければ親も無理してあげない。
実は、昨年の誕生日は欲しいものが決まっておらず、私がおもちゃ売り場へ連れて行って、半強制的に選ばせました。
その時に買ったおもちゃ(鬼太郎のフィギュアたち)は半分が断捨離されていました。
※本人に断捨離は任せたので、買ったばかりでしたが、捨てるのは止めませんでした。
今後は、欲しいものが決まっていない場合、お誕生日(orクリスマス)のプレゼント券をあげることにしました。
有効期限は次の誕生日までで、いつでも使えるようにする予定です。
(母の日の肩たたき券のようなイメージ)
こども断捨離を経て
今回はふとした思い付きで始めた断捨離でしたが、娘にとっては”自分で全部できた”という達成感が得られたのではないかな?と思います。
また、娘が断捨離をする姿を見ることで、私が”断捨離という行為”そのものを客観的に見ることが出来ました。
今後はモノを購入する際に、捨てる時のことも視野に入れて、購入するように心掛けなければ、と身が引き締まる思いです。
また、お子様セットなどのおもちゃについては、注文するメニューを確認(おもちゃがついているかどうか)していきたいと思います。
モノの購入について伝えていきたいこと
・欲しい物を買える(買ってもらえる)ありがたみを感じる
・自分の物になったら、大切にあつかう
・捨てる以外の選択肢(今回のメルカリなど)があることを知る
※捨てないで売れるという仕組みを教え、経済について勉強の足掛かりになれば良いなぁと思っています。