先日、長女(ちゃんまん:5歳)が、かずかたち検定に合格しました。
・自宅でドリルなどやっているが、力試しをしたい
・本人には悟られずに、今から数学の下地を勉強させたい
・合格証が欲しい
・自信を付けさせたい
こう思っている方は、必見です!
夫が仕事柄、よく資格を取るのですが、合格証をもらうと「パパいいな~」と羨ましがっており、じゃあ何か受けてみる?と誘導しました(*^^)v
ゴールドスター次のレベル。算数検定11級の合格体験記は「【算数検定11級】を5歳6か月で合格!具体的な家庭学習方法と親の心構えとは?」をご覧ください。
目 次
かずかたち検定って?
算数検定または数学検定(実用数学技能検定)だと聞いたことがあるかもしれません。
実用数学技能検定は全部で15階級のレベルがあり、そのうちの算数領域である6級から11級、かず・かたち検定を、通称「算数検定」と呼んでいます。
算数の能力を測れる全国レベルの検定で、毎年30万人以上が受験していて、受験や就活でもあると有利になると言われています。(一部HP引用)
今回、長女が受験した級は、かずかたち検定ゴールドスター(GS)で、レベルとしては小学校入学前の目安でした。
※かずかたち検定は、GS(ゴールドスター)・SS(シルバースター)があり、GSの方は6歳くらいが目安とのこと
合格基準は?
GS・SSともに、15問中10問以上の正解で合格。
レベルに応じて、合格基準は変わります。
申し込み方
実用数学技能検定のHPより、申し込みが可能です。
うちではネットで申し込み&支払い!簡単でした。
実用数学技能検定HP→☆
過去問をダウンロードしよう
というのも、GS・SS対応の専用問題集はないからです。
※過去問ダウンロードはこちら(HP内の過去問ページ)→☆
長女と初めて過去問を見た時、少し勉強末すれば合格できるかな?という印象。
一緒に解いてみたところ、ブロックとシーソーの問題が出来ませんでした。
ただ、過去問は常時1種類しか用意されておらず、問題集もない。
反復で解かせたかったので、似たような問題が載っているドリルを購入しました。
+αで使用した問題集は?
選んだのは「小学校で伸びる子ドリル」と「かず・かたち すいり」というもの。


「伸びる子ドリル」はいわゆるお受験向き、「すいり」は、のちの四則計算につながるような問題と、順序立てて論理的に問題を解かせる、そんな内容です。
とにかく長女は苦手なブロックとシーソーの問題を、解きまくりました!
ブロック問題の解き方
色々な考え方があると思いますが、長女はこのやり方で解きました。
例題

まず、ブロックが縦に何段積まれているか?だけ考えます。

そしてブロックの段数だけ一番上の面に棒を書きます。

最後に、一番上の面に書いた棒の数を数えます。


答えは8個。
この説明だけですんなり納得!とはいかなかったので、積み木を使って再現をし、答え合わせしました。

問題を見て、数を数えられないときは、「絵と同じように作ってごらん」とやらせたりして、飽きないように工夫をしました。
長女は、積み木遊び<外遊びなので、普段からブロック遊びを得意とするお子さんなら、簡単な問題かもしれませんね。
この積み木の問題、GSとSSで高頻度で出題されます。
レベルの違いとしては、GSの方がやや複雑な積まれ方で、はじめはSSから練習するとスムーズに行きますよ。
合格ラインは10問/15問ですが、せっかくなら1問も落とすことなく、満点合格につなげましょう!
シーソーの問題の解き方
例題

どれが一番重いか?という問題。
早く解くテクニックとして、同じ動物を消して、残った動物同士で比べる方法があります。
例題の場合だと、くまを消して、残ったぞうとパンダのうち、重い方を選ぶという解き方。
しかし、シーソー問題が出たら、同じ動物を消せば良いんだ!と問題の本質を理解せずに、解いてしまう可能性があります。
やはり一番良いのは、
ぞうとくまでは、ぞうの方が重い。
パンダとくまでは、くまの方が重い。
くまはパンダより重いが、ぞうよりは軽いので、一番重いのはぞう。
このように、論理的思考が試されるのが算数の学習とHPにも記載があるので、長女には順序だてて解く方法を教えました。
こんな問題でます【過去問】
これは試験問題に同封されてきた2016年の過去問です。

①~④は数の問題。数えるのと、あといくつか?を求める問題。

⑤は同じ数を結ぶ数の問題
⑥は何番目に並んでいるか?丸をつける問題
⑦は大きさを比べる問題

⑧はシーソーの問題
⑨は指定された形すべてに色を塗る問題
⑩は色々な形を組み合わせて、見本を作る問題

⑪は折り紙を広げるとどの形になるか?同じものを結ぶ問題
⑫はつみきの問題

⑬は見本と同じように書き写す問題
⑭は順番の規則性を考えて、当てはめる問題
⑮は絵を見て数を選ぶ問題

裏面は答えが付いています。

2016年の問題では、シーソーとつみきの問題両方出ていますが、長女が受検した時は、つみきの問題だけでした。
時期によって、微妙に試験内容が変わるようです。
いよいよ本番!自宅受検の流れ
そうなんです!このかずかたち検定は自宅で受検できます!
だから力試しで受けてみて欲しい検定なのです。
幼稚園生が試験会場で受検できるの?と不安だった私も、自宅ということで安心しました。
~当日の流れ~
試験時間:40分
基本的に何も話さずに行うこと。親が問題文を読むのはOK。
「どうしよう~できるかな?」
試験前に少し不安そうな様子でしたが、自宅ということで、リラックスして挑めました。
試験を受けると決めた日から、毎日練習問題を解いてきたので、見直しも含めて10分ほどで終了。
自信満々で問題を解く長女の姿に、夫婦で胸がいっぱいになりました。
郵送で解答を送ってから1か月後・・・
キターーーー( ゚Д゚)!!
結果は☆満点合格☆
合格証も立派なものを送っていただきました。

他にも受検者の平均など記載がある用紙も入っております↓

こうして長女はじめての試験は幕を閉じました。
受けてみよう!親子で初めての試験
勉強期間は1か月くらいでしたが、ほぼ付きっきりだったので、大変でした。
今日は気分がノっていなそうだな・・・と感じても、親が気分を盛り上げる!
たまに空回りしすぎて、私がナチュラルハイになることもしばしば・・・笑
中学・高校受験はこんな感じなのかな?と数年後の未来を想像しました。
長女は遊びの延長で、問題を解いていましたが、これが数学の基礎になっているとは、思っていないでしょう。
ただ計算を永遠と行ったりするのではなく、様々な角度から数学(算数)を考えさせる点が良かったです。
子供が自学自習出来るようになれば、親の出番は勉強の環境を整えるだけ。
パパ・ママとこれを勉強した!合格して嬉しかった!と小さいうちに成功体験を得ることは、その子の自信・達成感につながります。
個人受検の場合、年に3回受検のチャンスがあります。
検定料は1,500円。払うからには、しっかり受かってもらいましょう。
長女は次回、小学生レベルの11級に挑戦します!
ゴールドスター次のレベル。算数検定11級の合格体験記は「【算数検定11級】を5歳6か月で合格!具体的な家庭学習方法と親の心構えとは?」をご覧ください。
合格までに使用したもの
もし、勉強方法など知りたいことがあれば、連絡下さい。お答えできる範囲で対応させていただきます。
少しでも参考になれば、幸いです。
それでは~