今回は夫転職するってよ。超優良企業をやめてブラック企業へ転職した理由。の続きになります。※以前投稿したものは読みずらかったため、削除しました。
・初めての転職先が2週間で見つかる
・自分のやりたかったことだったので、転職後は仕事に没頭
・ほとんど休みなく働き、収入はうなぎのぼり
・家族との時間が減ってしまい、家で孤立する
・働きすぎて、また倒れる
・あれ?これは前回と同じ流れだぞ?と気づき再転職活動
・仕事は忙しいまま、転職先もなかなか決まらずで、家庭の雰囲気は最悪
・ストレスが溜まって爆発した妻はプチ家出
・1か月後、転職先が決まる
簡単にまとめるとこんな感じです。
夫が転職したのに、なぜ妻の私が記事を書くのか?
それは1回目の転職よりも大変だったからです!初めての時も大変なのは同じでしたが…
また、お世話になった転職支援会社の方に、ここまでする奥様は初めてです。と言われたくらい、私も活動しました。(家計がかかっているからね)
夫が転職活動しているときに、
・私が何をしていたのか
・転職活動をささえる上で気を付けたこと
・夫も自分もストレスフル!で起きた事件
についてまとめました。
妻缶の転職・退職記については、「【退職交渉は覚悟が必要】上司に辞めたいと伝えたら2か月延ばされた」
「【寿退社で円満は無理だった】風当たりが強くても気にしちゃダメ【体験記】」
をご覧ください。
目 次
再転職かも?の不安は的中
夫にこう言われたら、妻として応援しますよね?
私も応援してました。半年くらいは…
毎月毎月、引落しが終わっても10万円以上が貯金され、家計はとても潤いました。
でも、休日がなかなか取れず、お金を使うタイミングはない。
家族で丸一日過ごしたのって、最後はいつだっけ?
この時期は、常に考えていたように思います。
休日は母子2人でひたすら公園巡りか(まだ幼稚園入園前でした)、実家へ遊びに行かせてもらっていました。
そんな矢先に急な夜勤勤務を強いられ、また夫がダウン。
今回は病気ではなかったものの、過労とストレスから内臓の働きが弱っていました。
本当によく仕事を頑張ってくれている夫。
でも取り返しのつかないことになったらどうしよう…?
夫を説得する覚悟で切り出すことにしました。
もう一度、転職したら?
以外にもすんなりと受け入れてくれた夫。
そして善は急げとばかりに、自宅療養中に転職活動の準備を始めました。
夫は再び転職活動。その時、妻は…
私は夫の転職活動支援をすることにしました。
転職活動は特別なコネクションがない限り、転職サイトに登録するところから始まります。
活動にあたっての重要ポイントは以下の通り
①求人情報の精査
②転職コンサルタントとのやり取り
③選考日程の調整
④選考する会社の企業研究
今回の転職活動期間では、激務をこなしながら行わなければならず(有休も取れませんでした)、一人で上記の4点を行うのは不可能なのでは?と思い、私が代わりにやりました。
※やり取りはメールにしてもらい、私から夫にメール内容を連絡。了承を得てから、企業やコンサルタントへ返信を送っていました。
採用予定数はほとんどの求人で1人か2人。
少しでも多くの選考に進めるように、条件が合うものはすべて応募しました。
※あらかじめ夫から希望する仕事についてヒアリングし、条件をまとめておきました。
また、新聞で気になる会社を調べまくり、採用募集があるかを調べたりしていました。
パパとママがなんだか忙しそう…。その時、長女は?
転職活動を始めたのが3月の終わり、4月は娘が幼稚園入園でした。
入園と重なったこともあり、日中の時間帯にメール対応ができて助かりました。
とはいっても初めての幼稚園で毎日が緊張の嵐。
お迎えバスに乗る直前に大泣きして、先生に抱えられての乗車は2週間。
幼稚園でお弁当の時間にご飯が食べられず、トイレに引きこもること数日。
新しい環境に慣れるため奮闘する娘に、胸が締め付けられる思いでした。
でも夫の転職支援をしていたこともあり、私もあまり思い悩まずに済みました。
ただ、環境の変化から休みの日は赤ちゃん返りをし、とても対応に困りました。
これが数週間後のプチ家出につながるのですが、それはもう少し先のこと。
(現在では妹が生まれ立派にお姉ちゃんしていますけどね)
選考が進んでいるときの妻の心得
「前社が○○なのに、どうして現在の会社を選んだのか?」、
「○○を辞めてしまうなんてありえないですよ」といつも言われたそうです。
また、職務経歴書についても前社についてのみで、現在の仕事内容については触れられなかったとのこと。
本人が選んだ道とはいえ、現在の仕事について否定的・無関心なので、面接後はへこんでいました。
とにかく前向きに励ます!他にも選択肢があることを伝える!を徹底しました。
親のストレスは子供に伝染する
「さんまの缶詰さんの職務経歴書、すごく反応が良かったですよ」
コンサルタントから後押しされ、臨んだ選考でまさかのお祈り連絡。
夫婦でめちゃくちゃへこみました。
この時点で転職活動開始から1か月。1つくらい内定がもらえると思ってたけど、現実は厳しかったです。
夫も平静を装っていましたが、ダメージは大きくよし次だ!という雰囲気ではありませんでした。
私もショックで微妙な言葉しか掛けられず、くら~い雰囲気に・・・
落ち込んでいる人を励ますのって難しいですよね。今なら無理に励まさず、寄り添うだけで良かったと思います。
両親の雰囲気が悪いのを感じ取ってか、娘は私にべったり。
娘がパパ~と行くと、嫌そうな顔をモロにだすので、あまり娘がパパに近寄らないように気を付けていました。
この時期は、赤ちゃん返り・幼稚園のストレスで帰宅後に暴れるをするようになり、娘がバスで帰ってくるのが恐怖でした。
夫)激務と進まない転職活動で休日も表情は暗い。常にイライラしている。
私)転職活動支援、日々強くなっていく娘の”ママが良い!”に体力精神的にも限界。
娘)パパが怖いからママの近くにいたい。
誰も悪くないけど抜け出せない魔のスパイラルに苦しい毎日でした。
ストレスで逃げ出したかった
その日も朝から転職について、夫婦であーでもないこーでもないとしていました。
朝に娘の歯磨きを忘れていたことを思い出し、「ちゃんまん~歯磨きしようか」と声をかけたところ、地雷が爆発。
いやーーーー!!
よくこんなに怒れるな、と思うほどの嫌がりよう。
「ちゃんまん虫歯になっちゃうよ~。すぐ終わるよ~。」
いやーーーー!!
いやーーーー!!
はぁ・・・。パパ助けてくれないかなぁ・・・
ってめちゃくちゃぼーっとしてるし!
声かけてお願いしようか、でもこんなにうるさかったら気づくよね?
無反応ってことは僕には関係ありませんよアピール??
プツン…
私の中のほそーいほそーい糸が切れた瞬間でした。
泣いている娘を床に放置、そのままスマホと財布をリュックに入れ、無言で家を出ました。
外はあいにくの雨。最寄りのバス停で土砂降りになったのですが、今更引き返せないので、コンビニで傘を買いバスに乗りました。
家出したけど、1キロ先までしか行けず
バスに乗っている時に、主婦・プチ家出と検索。
ふむふむ。みなさん割と短時間で帰宅しているのね。
温泉でも行ってカードで散財しようかしら?なんて考えましたが、そんな勇気はなく2時間ほどふらふらして帰宅しました。
心配した夫から連絡が来たらどうしよう!とヒヤヒヤしていましたが、すぐには来ませんでした。
※後から聞いたら、すぐに娘と探しに出たらしく、手ぶらで出かけてしまったため連絡が出来なかったとのこと。
その後、帰宅したあとの事はほとんど覚えていません。
プチ家出する前と変わらずに、気を遣い続けながら平常運転に戻っていきました。
現在の会社から内定が出るが、給料は・・・
それから1か月後、現在の会社から無事内定が出ました。
職種・勤務地が希望通りでしたが、給与面で年収大幅ダウン(200万)!
夫婦で話し合いましたが、家計が厳しくなるのが不安という結論しか出ず・・・
担当のコンサルタントさんと夫が休日に話し合い(内定をうけるかどうか)をするというので、私もついていくことにしました。※娘は実家に預かってもらいました
一瞬、何で妻がついてきているのだよ?と心の声が漏れたコンサルタントSさん。
夫婦で再度話を聞かせてほしい、とお願いし話し合いをしました。
大切な話は対面に限る
内定先での待遇面や、会社の状況を詳しく聞いたところ、悪くない!いやむしろ良いのでは?と思えるものでした。
現段階では給与ダウンは避けられないが、翌年、翌々年はこうなります、とシミュレーションを受けたことで、条件を飲み込むことにしました。
メールも便利ですが、大切な話は対面で・相手の空気を感じることが大事だなぁと改めて実感した瞬間でした。
いやぁ~それにしても奥様が来られたのは初めてですよ~( ̄∇ ̄;)ハッハッハ…
私が以前、同業に近い営業をしていたと言ったので、丁寧に説明していただいたのも、すんなり受け入れられた要因でした。
ストレスがなくなるとこんなに変われるの?
夫は変わりました。
before
・常にイライラ顔
・話しかけてもボーっとしている
・娘が寄っていくといやそうな顔をする
after
・優しい表情になった(横顔がかっこいい)
・会話が弾むようになった
・娘とよく遊んでくれるようになった
・気持ちの余裕があるので、家事も率先してくれるようになった
優しいパパに慣れていない娘でしたが、すぐにパパ大好きになり、私も嬉しかったです。
夫のパパらしくなった姿を見て、もう一人子供が欲しいと思ったのも初めてでした。
その後、やっていけているの?
200万ダウン=貯金で補てんしています。早く取り戻したい・・・
以前よりはカツカツです。
でも家族の時間が増えたことで、毎日幸せだなぁと感じています。
お金があっても家族がバラバラだった時期には、戻りたくありません。
①睡眠大事
②ストレス大敵
③お金はなくてもどうにかできる(するしかない)
④家庭でパパが元気だと最高
以上です!