糖質制限と聞くと、どんなイメージをしますか?
・もしかして医者から健康面で指導されたの?
・ダイエット?
・やりすぎは良くないと聞くけど、詳しくは知らない
上記は、以前の私が思っていたことです。
糖質制限とは、血糖値をあげない食べ物を食べることです。
血糖値が上がる
↓
血糖値を下げるために、インスリンが分泌される
↓
インスリンが大量に分泌される
↓
肥満を招く
※インスリンとは
使い切れなかった糖を、脂肪に変えて蓄える働きがある
料理苦手な私がなぜ糖質制限なんて考え始めたのか?
理由は以下の通り。
①夫が糖質制限を始めた(白米→玄米、魚メイン)
②5年間、長女の偏食と便秘に悩んでいる
③料理が苦手すぎて、家族への食事提供の内容が不安になった
文学部卒でクックパッドヘビーユーザーの私にとって、栄養の問題は専門外。
炊飯器と競争して、いかにおかずを早く作れるかが料理に対するモチベーションでした。
(炊飯スタートと同時に、おかずを3品作れたら勝ちです。)
とにかく、これは本を買うしかないのでは?と手に取ったのがこちらの本↓
目 次
夫が糖質制限を始めたことで、興味を持った
夫は175㎝・65㎏と標準体型なのですが、以前はぽっちゃり(Maxで75㎏)でした。
それが過労とストレスで十二指腸潰炎になってから、健康を意識するように。
退院してからは、食べられなかった納豆も克服し、やる気が溢れる夫。
食事の見直しについての本を読み、糖質制限を始めました。
具体的に実践しているのが、白米を玄米に変えたこと。
便秘の解消・食後の眠気の軽減になったとのことでした。(夫談)
(特に便秘の解消で、体重がどんどん減り、標準体型に戻ったので、嬉しそうです。)
玄米に変えただけで、こんなに違うのか~と驚き、子供向けに出来るレシピ本を探してであったのが、この本でした。
※夫が読んでいた本は、一番下にリンクがあります。
どんな内容なの?
①辞書的に見れる25の項目
②3~14歳までの年齢別レシピ
③お悩み相談
④取り入れやすい簡単レシピ
で構成されており、レシピの写真がどれも美味しそうだし、書き込み式の箇所もあるので、14歳まで使えます。
可愛らしい挿絵・漫画が入っているので、さくさく読み進められました。
私の活用方法 【実践編】
1.こういう風に使っています
私は、読み物というよりは、レシピ本として活用しています。
食事メニューの組み合わせで悩んでも、他のページに解説がついているので、基本的に1冊で済むようになりました。
家族のお気に入りレシピは、さば缶の炊き込みご飯です。

まず材料をすべて炊飯器に入れます。以上、終了です!

こんな感じに出来上がります↓

本当はネギを散らすとさらにGOOD!なのですが、買い忘れました・・・
骨も炊飯されることで、丸ごと食べられますよ~
2.見た瞬間で得られる知識
今まで子供にはどれくらいの量を与えるべきなのか?わからず、本人が食べたい分だけ、食事を与えていました。
調べればわかることですが、本を見て目安量が一目でわかる!ので、便利です。

年齢別レシピでは、1日分のレシピ(朝・昼・おやつ・晩)が載っており、私は買い物する際に参考にしています。

うちの子、こんなに食べてるかしら、と確認できました。
3.上白糖を断捨離
“子供の糖質オフは成長不良への道”という項目があります。
簡単にまとめると
「大切なのは、砂糖・人工甘味料のシュガーオフである。大人が糖質の取り方をコントロールしてあげることが、大事。」
これを読んだ時に、これなら私でも出来そう!と思い、まずは毎日使う上白糖を断捨離することにしました。
いくら計算されつくしたレシピでも、使う調味料が変わらなければ、意味がないと思ったからです。
上白糖の代わりに購入したのが、きび砂糖。
きび砂糖を使っていると言うと、高いでしょ~と言われますが、将来への健康貯金と考えれば、そこまで高価だと感じませんでした。
健康でなければ、何も出来ませんからね。
きび砂糖を使った料理は、とてもやさしい味付けになり、砂糖を変えただけなのに、夫がいつもより美味しい!とすぐに気が付きました。
サバの味噌煮など煮物系だと、味の変化がわかりやすかったです。
上白糖と比べると値段は200円ほど高くなりますが、良い買い物になりました。
我が家で使っているのです↓
4. 子供のおやつを見直し
おやつって、あげても「他のちょうだい!」の繰り返しで、甘い→しょっぱい→甘いのエンドレスになっていませんか?
ちゃんと夜ご飯食べるから!に私は何回も騙されました。
”子供時代のおやつ(間食)は、食事で足りない栄養を補う食事の一部。なので、スナック菓子はお楽しみのおやつとして、食事に影響が出ないようにあげましょう!”(本文要約)
ということで、おやつを見直すことにしました。
4歳前まで便秘薬が欠かせなかった長女ですが、見直しのおかげで快便になりました。
・干し芋や、さつまいもでおやつを作り置き
よく夫の実家から干し芋を頂くので、タイミングよく干し芋をおやつのレギュラーに。
おやつレシピのさつまいもとリンゴ煮を作ったところ、美味しい!とヒット&リンゴも食べられるようになりました。
・お菓子入れの容器を小さくし、購入量を減少させた
そもそもの原因を断つ方が早い!と思い、お菓子類を入れている容器をミニマルに。

かごに入るだけね!と伝えると、
「まだおうちのお菓子入れに入ってるから、今日はおやつ買わなくても平気だよ」
と、言うようになりました。驚きです・・・
・夕飯1時間前は飲み物だけOK
お腹すいた~!からご飯を食べた時って、幸せな気分になりますよね。
”空腹は最高のスパイスだ”と定食屋さんで言われたことがありますが、本にも書いてありました。
実際にご飯前に一定の空腹時間を作ることによって、毎回完食。幼稚園でも給食を完食出来るようになったと、先生から教えてもらいました。
・すぐに食べられる果物を用意するようにした
季節にもよりますが、通年でバナナ。他は、リンゴ・キウイ・柑橘類・いちごを用意し、食後や間食時に食べています。
もちろん果物にも糖分は含まれていますが、お菓子をあげるよりは良いと思っています。
5・毎日の魚メニューのおかげで、料理がぐんと楽に
昔はよく「魚を食べると頭が良くなる!」と祖母に言われました。
魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれているのは、ご存知の方も多いですよね。
特徴をまとめると(以下、本文要約)
・脳の神経細胞の主成分になる
・神経伝達をスムーズに行い、記憶や学習などの脳の動きを助ける
・DHAは人間の体内で作り出せない
・魚の脂にはDHAが豊富に含まれている
以上の理由から、頭をよくする成分として、昔からもてはやされています。
それならばと、夕飯では毎回魚を出すことになりました。
毎日飽きないように、焼く→味噌のホイル焼き→煮つけのルーティンを組むことで、長女も飽きずに食べてくれています。
毎日おかずが1品決まっている状態になり、料理が楽になりました。
また、DHAはツナ缶やちりめんでも取れるので、あまり気を負わずに続けています。
実際に頭が良くなっているのか?については、まだまだ検証中です。
ちなみに、夫が小さい頃は、毎日の食卓で魚しか出なかったそう。ソーセージなどは食べさせてもらえず、嫌だったと言っていました。(海が近いので、美味しい魚が売っています)
そんな夫は勉強が出来るタイプ。
私もおかあさんを見習って、魚継続を頑張りたいです!
効果のまとめ(長女)
①便秘が改善(3~5日に1回が毎日になった)
②ご飯を完食出来るようになった
③食事の量が増えた(お菓子の量が減った)
④色々な種類の魚を食べられるようになった
私としては、長女の便秘が改善されただけで、ものすごく嬉しかったです。
また、食事を完食する責任が芽生えたようで、米粒ひと粒も残さず食べるようになりました。
まさに食育ですね。
唯一のデメリットを上げるとするならば、食費です。
ただ、10年後・20年後の体を考えると、きび砂糖や毎日の魚を買ったところで、高いとは感じなくなりました。(実際に月に数千円しか変わっていません)
体は食べたもので作られるので、何をどのように食べるかが重要なのだなぁと改めて思う妻缶なのでした。
※お友達と一緒におやつを食べる時は、お楽しみと捉えて柔軟に対応しています。
